【オートバックス製スタッドレスタイヤ】評判を直接店員さんに聞いてみました

スタッドレスタイヤの価格って高くないですか?

特に最新のスタッドレスタイヤは高価です。金銭的に余裕があれば最新のタイヤを購入しますが、そういうわけにもいきません。

なので私も安いスタッドレスタイヤを探すことにしたのですが、オートバックス製のスタッドレスタイヤがとても安い事がわかりました。

でも、 ただ安いだけで、極端に性能が低いなら買う意味ないので、評判をオートバックスの店員さんに直接聞いてみることにました

2022年新作タイヤ「ノーストレックN5」

2022年にオートバックス製スタッドレスタイヤの新作「ノーストレックN5」が発売されました。

 

2021年まで販売していた「ノーストレックNi3」の後継タイヤとなります。

ノーストレックNi3は価格がとても安いことで有名なスタッドレスタイヤだよ。価格面を重視する人にはとてもお勧めな商品だったよ。

ブログ管理人もノーストレックNi3を3年間使用してコスパの高い商品であることを確認済みだよ(この記事の一番下に実際に使用した感想を書いてます)

N5はNi3に対して氷上性能が14%も向上しており、氷上性能は十分にあると考えて良いです。(もちろん安全運転した場合ですよ!)

製造はダンロップで、価格は2018年発売のアイスエスポルテよりも安くなっています。

アイスエスポルテもコスパの高い商品だからどちらにするか迷うけど、価格優先ならノーストレックN5、価格と性能のどちらも譲れないならアイスエスポルテって感じかな。

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2018年新作タイヤ「アイスエスポルテ」

2018年に、オートバックスが新しいスタッドレスタイヤ 「アイスエスポルテ」を発表しました。

「アイスエスポルテ」の大きな特徴は「発泡ゴム」の採用です。発泡ゴムを採用すると以下のメリットがあります。

発泡ゴムの特徴
  • 水膜を素早く除去するため、滑りにくくなる
  • すり減っても表面に新しい気泡が現れるため、タイヤが長持ちする

従来品よりも滑りにくく、長持ちするタイヤであることは間違いなさそうです。

発泡ゴムはブリジストンが得意としている技術です。ブリヂストンの工場で製造している可能性が高そうです。

↓ブリヂストン製なのか、実際に定員さんに聞いてみました。

オートバックス製スタッドレスタイヤの価格

「ノーストレックN5」、「アイスエスポルテ」の価格を参考に記載しておきます。ヤフーショッピングのオートバックス公式店の価格を参考にしています。

▼こちらがノーストレックN5の1本の価格です。(オートバックスヤフーショッピング店の価格を参考)

▼続いてアイスエスポルテの価格です。(オートバックスヤフーショッピング店の価格を参考)

▼他メーカーの最新スタッドレスタイヤと比較すると、オートバックスのスタッドレスタイヤは明らかに安いです。(ブリヂストンVRX3のAmazon価格を参考)

オートバックス製スタッドレスタイヤの性能面などを店員さんに聞いてみました。

実際にオートバックスへ行き、オートバックス製スタッドレス使用歴のある店員さんに、性能面などを聞いて見ました。

下のやりとりは2017年のノーストレックNi3で確認した内容となります。2018年発売のアイスエスポルテや2022年発売のノーストレックN5は、ノーストレックNi3よりも性能が高いと考えてください。

オートバックス製のスタッドレスって安いですけど、性能面ってどうなんですか?

店員

使用1、2年目は他の国産メーカーと比較して大きく性能面が劣るということはないです。

オートバックス性のスタッドレスタイヤは劣化が早いのでしょうか?

店員

最新の国産メーカーのタイヤと比べれば劣化は早いですね。ただ、販売されているということは国の基準を満たしてるわけですから安全ですよ。ノーストレックN3i」はダンロップで製造されていますしね。

ダンロップで製造しているのであれば安心できますね。店員さんは実際に乗って見てどうでしたか?

店員

3年間使用して交換しましたよ。やっぱり3年目はゴムが劣化して硬くなてきたのがわかりましたね。昔は他の国産のスタッドレスを履いていましたが、もう少し柔かったと思います。

まとめると、

「ノーストレックNi3」の特徴
  • 2年間の性能は他の国産メーカーと比較しても大きな差はない
  • 3年以上使用すると、他の国産メーカと比べて氷上性能に差が出る
  • 「安いから危険」ではない。国の基準をクリアしているので安全
  • 2018年発売の「アイスエスポルテ」は、発泡ゴムにより氷上性能の劣化が抑えられて長持ちする

2〜3年以内に車を買い替え予定の方にピッタリのスタッドレスタイヤですね。

もちろん「とりあえず今は安いタイヤを買いたい!」という方にもお勧めできると思います。

ちなみに私は、ノーストレックもアイスエスポルテも購入してます。使用した感想を一番下に書いているのでぜひ参考にしてください。

氷上性能試験の結果を比較

店員さんに「国の基準をみたしているから安全」とは言われましたが、製品によって氷上性能に差があります。

以下は各タイヤの試験結果です。(それぞれのタイヤは試験方法が完全一致していないので単純比較することはできません)

タイヤ種類発売年度試験車種氷上制動
アイスエスポルテ2018年不明不明
ブリザック VRX22017年プリウス10.35m
ノーストレック N3i2015年プリウス15.19m
ブリザック VRX2013年プリウス11.45m

アイスエスポルテについては試験結果の詳細がわかりません。上の表で単純比較することはできませんが、アイスエスポルテの氷上制動を参考値として表すならば15.19m以上11.45m以下と考えると良いと思います。(ノーストレックNi3以上、ブリザックVRX以下)

こうやって数値だけで見るとブリザックの性能は高いですね。大型車になればなるほどノーストレックとブリザックの差が顕著に出てくると考えます。

ただ、どのタイヤも正しく使用して安全運転すれば十分な氷上性能であることを忘れずに、購入するタイヤを検討してくださいね。

タイヤ保管は最低でもカバーはつけましょう

タイヤの素材はゴムです。ゴムの大敵は直射日光や湿気です。交換後のタイヤをただ倉庫に保管するのではなく、最低でもカバーをつけて保管するようにしましょう。

タイヤを購入するときはコスパを気にするのに、交換したタイヤの保管方法が適当である方は多いです。タイヤは長く使うことが最もコスパを高める方法です。

安くてお勧めのカバーはこちら。(4本セットで包むタイプです。)

1本ずつ大事に保管したい場合はこちらの商品がお勧めです。

実際に使った感想

2018年に「アイスエスポルテ」を購入しました。

2017年に購入したノーストレックNi3に満足していたので、2018年にメインのワゴン車(16inch)にオートバックスの「アイスエスポルテ」も購入しました。

2019年追記
2018-2019年の冬をアイスエスポルテで無事に乗り越えました。1年目の新品だから当たり前かもしれませんが、他のスタッドレスタイヤと感覚は変わりません。ただワゴン車なので、急ブレーキかけると若干滑ります。ここは最先端技術を搭載したVRX2と比較して差が出てきそうな部分ですかね。まあ、急ブレーキかけないように運転すれば良いだけです。

2020年追記:
無事に冬を乗り越えました。今年はフカフカの雪の上の走行ばかりで、アイスバーンが少なかったこともあり、新品時との差が全く分かりませんでした。とりあえず全く問題なし!来年あたりに少し変化を感じるのか?

2021年追記:
今年は降雪量が少なくあまり雪道を走る機会がなかったのが残念でした。ですが、雪が降った日はしっかり止まってくれました。昨年に比べて氷上性能の違いも感じませんでした。(鈍いだけ?)とりあえず、安全運転していれば全く問題ないです。来年は4年目に突入します。そろそろ劣化が見られてくるかもしれません。

2017年に「ノーストレックN3i」を購入しました。

毎年冬は5000kmほど走るコンパクトカー用に購入しました。1年目の使用感としては、雪道でのグリップ力は十分。他の国産メーカーと比較して滑りやすいという感覚はありませんでした。(安全運転だから?鈍感だから?)

2018年追記
コンパクトカーは軽いこともあり、滑ることはほとんどありませんでした。無事に冬シーズンを乗り越えました。

2019年追記
2年目も全く問題なく走りました。若干ゴムが硬くなってきました。コンパクトカーでの感想ですので注意ください。(大型車なら滑りやすくなると思います。)

2020年追記

3年目も問題なく冬を乗り越えましたが、コンパクトカーを手放すことになりノーストレックとはこれでお別れになりました。

とりあえずわかったことは、価格の安いノーストレックNi3でも安全運転さえしてれば、3年は普通に使えます。